世の中

教育などについて考えたことを書きます

ブルックリンの音楽家、Maxoについて

Childisc出身の音楽家、スッパマイクロパンチョップTwitter上で開始したアカウント「でたらめ音楽教室」(@recomizu)では連日、彼がSoundcloudで見つけた面白音楽についての紹介が行われているが、特にその中でも面白かったのがこのMaxoという人だ。自分はスッパ氏のツイートをきっかけにこのMaxoという全くナゾの音楽家に一気にハマってしまったのだけど、とりあえず以下の2つの曲を聴いてもらったらその魅力が伝わると思う。

 

 

とにかくこの2つの曲を聴いたときの驚きといったら半端なくて、すぐさまスッパ氏に感想を伝えると共に、どんな音楽家なのかを調べることにしたのだけど、そのとき自分の頭に浮かんでいたのはMax Tundraのことだ。名前もMaxoと3文字目までは全く同じ綴りなので、もしかするとMax Tundraの変名なのかなとも思えたが、調べるとすぐさまアメリカ・ブルックリン在住の男性だとすぐに判明。全く別人ということがわかったのだけど、とは言え、そのサウンドの共通性については誰もが首を縦に振るところだろうと思う。

初めての出会いから今に至るまで、自分はBandcamp( levelmusicmaxomaxoisnutsの2種があるようだ )やSoundcloudに上げられた彼の曲のほとんどを入手し、また彼のtumblrのアカウントについてもフォローして、彼がどんな人物であるかを解読しようと試みたが、とりあえず言えるのは、彼がゲーム音楽にとても大きな影響を受けているということである。あとはポケモンファン。Last.fmのページでは彼の音楽に対してprogressiveや8-bit fusionといったタグが付けられているが、なるほどそれは言い得て妙だろう。音色的にはゲーム音楽を通過したあとのチープなテクノポップといったところだが、随所に聴かれるプログレやフュージョン的な旋律・リズム感が彼の音楽の特異性を際立たせている。幾つかの楽曲で見せるその突き抜け方は実に痛快で、ときに最も最先端に位置する電子音楽かと思える瞬間すらあるぐらいだ。

とりあえず自分が彼について書けることはこれぐらいで、あとはtumblrを通じて流れてくる彼の画像にニヤニヤするぐらいしかしていないのだけど、とにかく彼がかなり面白い音楽家であることは間違いないので、是非とも聴いてみてください。