世の中

教育などについて考えたことを書きます

ホワイトボードと怖い話

今日は1・3・6年生の登校日。

昨日に引き続き、ホワイトボード片手に色んな教室に入ってあれこれ夏休みのことを訊ねたり、平仮名の練習をしてみたり。

やっぱりホワイトボードを持っていると、子どもたちの反応が良い。
話の過程が見えるから、話題に入ってきやすいんだろうね。

これからはホワイトボードおじさんとして地位を確立しても良いかも知れない。

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放課後、1時間ぐらいしてから職員室をコンコンとノックする子が。

用を聞くと、「帽子を教室に忘れたから、取りに行っても良いですか」と言うので、もちろん「いいよ」と答えたのだけど、そのあとすぐにまた戻ってきて「怖いからついてきてもらって良いですか」なんて言うから面白い。

「いいよ」と二人で教室に向かうのだけど、今度は「先生、怖い話して」と言い始めたり。

なんでやねん、と思いつつ、2階の西階段のところにある大鏡をネタにした話をひとつしてみる。

「この前の話なんやけど、先生、夜遅くまで学校に残ってて、廊下を歩いててん。そしたら、2階の西階段の前にある鏡の前に、髪の長い女の人の姿が見えてな、誰かな、と思って近づいたら姿が見えなくなって。あれ、おかしいなあって思って鏡を見たら、先生の後ろの階段のところに女の人の姿が見えて……」(あとは秘密)

無事に帽子は見つかったけど、まだ怖い話が聞きたいというので、今度は一緒に校門に向かいながら、もうひとつ、絶対に掛けてはいけない電話番号の話をする。

「世の中にはね、絶対に掛けてはいけない電話番号があるねん。その電話番号にかけてしまったら、あの世と繋がってしまうから、絶対に掛けたらあかんねんな。けどむかし、この小学校の3年生の男の子が掛けてしまってん。その子は公園のトイレに書いてあったその電話番号を面白半分で掛けてしまってな……」(あとは秘密)

どちらもその場でテキトーに考えたものだけど、それなりに楽しんでくれたようで、何よりだった。